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県庁所在地としての前橋市、交通の要衝としての高崎市、この二つの大きな市が隣接しており、それぞれが国道17号線で結ばれていて、中心街までの移動時間が自動車で約30分、途中、切れ目がないままに市街地がつながっており、一つの大きな市ではないかと錯覚する様です。双方合わせて70万人近くの人口になります。 裁判所は、前橋に本庁、そして、高崎、桐生、太田、沼田にそれぞれ支部が設置されています。検察庁もこれに対応するように、各本庁及び支部が設置されております。支部といっても、高崎、太田は本庁に迫るほどの事件数があります。 群馬弁護士会は、前橋地方裁判所庁舎の東側に隣接した場所にあります。近くには、地方公共団体としては東京都庁に継いで高い地上33階建の群馬県庁があります。毎年正月の実業団駅伝のスタート、ゴール地点として使われていることで有名です。 群馬弁護士会の建物は、ギリシア神殿を模したエントランスとなっており、総会が開催できる広さの大会議室をはじめとして各種法律相談向けの相談室等を多数設け、毎日、委員会活動、相談担当のために、多くの会員が来訪しております。 支部は、高崎、桐生、太田の各裁判所内にそれぞれ設置されています。本庁、支部には、弁護士向けの談話スペースがそれぞれあり、事件の合間に会員が立ち寄って、雑談したり、意見交換をするなどして、会員同士の親交が図られています。 会員の数は、平成17年4月1日現在で141名(女性会員は8名です。)、 内訳は、前橋75名、高崎41名、桐生8名,太田9名、沼田2名、伊勢崎4名、館林1名、藤岡1名の構成です。多くは個人事務所ですが、3人以上の複数弁護士で構成されている事務所も各地にあります。会員のほとんどが現役弁護士として活躍されております。 会員の移動は、世帯あたり自動車保有率一位が示すように、自動車が中心です。 高速道路を併用すれば、前橋を起点に、高崎までは30分、太田、桐生はそれぞれ1時間、沼田までは40分程度です。移動時間は、多忙な会員の落ち着ける貴重な時間で、会員それぞれドライブを楽しんでおります。東京からも至近距離にあるため、会員が東京地裁、高裁の事件を担当することも多々あり、また都心の弁護士が高崎、太田の各支部事件の受任者として出廷することも最近は多くみられるようになりました。 依頼事件の種類は多種多様です。一般民事、企業法務、行政事件、家事事件、刑事事件、ほぼすべての分野に渡っています。公職へ参加されている会員も多数おります。一人では対処できない大規模事件については、所属事務所という垣根を越えて、各人が一弁護士として、弁護団に属して、集団訴訟などの対応をしております。 法律相談センター、市町村との提携の無料法律相談、その他各種団体との相談業務も多数開かれております。法律相談センターは、本庁と各支部にそれぞれ設けられており、市町村などの相談も含めれば、各会員、年間、20回以上の相談担当が割り当てられます。受任件数は相当な数になります。当番弁護士制度も、県内を3ブロックに分けて移動ロスをなくし、効率よく運営がされています。 新入会員については、登録後、早い段階から、これらの相談業務に積極的に、参加いただき、事件の受任をしてもらうようにしております。 裁判所からの委嘱事件も多数あります。国選事件については、ほとんどの会員が登録して刑事弁護に携わっております。破産管財人の依頼も多く、新入会員に対しても、登録後早い段階から管財人就任の依頼が裁判所よりなされます。 たくさんの事件に対して、会員それぞれが寸暇を惜しんで動き回り、対応しているというのが実情です。 委員会活動については、一人当たり平均して五委員会前後の委員会に所属し、夕方、弁護士会に集まって、それぞれ精力的に意見を交わし、成果を出しております。新人会員にとっては、この委員会活動の場こそ、まさに貴重な知識の修得の場であり、懇親を深める場となります。先輩弁護士から事件処理のノウハウを教えてもらい、また弁護士会活動に参加することで、単に法廷活動だけでない、地域社会にとけ込んだ活躍の場を見いだすことができます。 年に1回、法の日記念行事が秋頃行われますが、例年、会員による一般市民向けの構成劇を行っています。ベテラン会員と新人会員が、それぞれ、弁護士や依頼者、相手方などに扮して、タイムリーな法律問題をテーマに、弁護士として事件を解決する様を見せることは、素人演技を交えながらという点でも毎回好評です。
野球は、当地が毎年夏に行われる関越野球大会の恒例の開催地になっております。 野球部員は30名以上おり、人数はたくさんいるのですが、毎回の参加者が少なく、高齢化も隠せない事実ですので、現在非常に低迷しております。草野球の経験者であれば、即レギュラー間違いなし、未経験者であっても、十分一緒にやっていけます。 冬はもちろん、スキー、スケート。夕方5時に仕事を終えて、そのまま北上し、ナイタースキーを楽しむ、ということも十分可能です。1時間を要せずしてスキー場にいけますので。意外かもしれませんが、群馬は都心よりも降雪確率は低いのです。ですから、雪道の運転に自信のない方も山間にいかなければそれほど心配する必要はありません。 残念ながら、海はありませんが、その他のスポーツ施設がいずれも至近距離にあるので、本業だけでなく、余暇も人生設計には欠くべからざる事項ですから、多くのニーズを受け入れることができるでしょう。登山者には、谷川岳、尾瀬ケ原など、魅力的なスポットがたくさん用意されています。 また、忘れてはならないのは、草津温泉、伊香保温泉をはじめとする数多くの良質な温泉があることです。最近では、都市近郊でも多数のクアハウスが設置され、温泉によって鋭気を養い、また仕事に集中することも可能です。 自然やスポーツばかりではありません。囲碁大会も定期的に開催されておりますし、弁護士会の研修も盛んで、ヤミ金対策、その他の新しい問題について、テーマをその都度選んで、年に数回、検討会を設けており、皆、積極的に研鑽に励んでいます。ここ数年、事務職員研修も開催されております。 裁判所を交えての倒産法研究会も年に数回開催されております。裁判所からの手続の押しつけ、というのではなく、お互いによりよい手続にしていけるように意見交換が図れ、良好な関係にあります。 会員の有志で構成されたメーリングリストも用意されています。業務以外も含めた情報交換がされており、また、管財人のあれこれ悩みを言い、また助言し合う、破産管財人専用のメーリングリストも開設され、裁判官もこれに参加して意見交換をしております。 インターネット時代、必要な情報はこれによって得ることが可能ですので、地方だから、ということで特にこの部分で不満を感じることはありません。
例年は1、2名の入会でしたが、58期は7名が入会しました。群馬ではとりわけ伊勢崎,太田,館林地区(東毛方面)の弁護士需要が多く,群馬弁護士会全体としても新入会員の受け皿は十分に見込める状態です。 会員同士、和気あいあいとしており、新入会員も、すぐにうち解けることができるでしょう。全く閉塞感を感じさせない弁護士会です。中規模単位会の良さがよく出ている弁護士会であると思います。 是非群馬弁護士会への登録をご検討下さい。 就職に関する問い合わせ Eメール info@gunben.or.jp 担当者 井坂和弘副会長(平成17年度)
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