1 | 栃木県は,東京から60〜160kmに位置し,首都圏の一翼を担っています。県都宇都宮から東京まで新幹線でわずか51分の距離です。
世界に誇る日光国立公園のほか,豊かな地域特性を持つ県立公園が多数あり,首都近郊では貴重になりつつある美しい自然が残されています。
人口は200万人を超え,県民所得も全国的には比較的上位にランクされており,自然災害も少なく美しい自然に恵まれた住み易い土地柄です。
地方の良さと都会へのアクセスの良さを兼ね備えています。 |
2 | 栃木県弁護士会は,会員数が96名(うち女性6名)(平成15年3月25日現在)のいわゆる中規模の会です。関東弁護士会連合会のなかでは,山梨県弁護士会(54名)に次いで会員数の少ない会です。
県内には,宇都宮地裁本庁のほか,栃木,足利,大田原,真岡の4支部と小山簡裁があります。 |
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1 | 現在の栃木県内における裁判所の管轄区域ごとの人口,弁護士数,弁護士一人あたりの人口は,次のとおりとなっています。
宇都宮本庁管内 |
人口834,000人 |
弁護士数 74名 |
弁護士1人あたりの人口 11,271人 |
栃木支部管内 |
人口441,000人 |
弁護士数 11名 |
弁護士1人あたりの人口 40,145人 |
大田原支部管内 |
人口301,000人 |
弁護士数 3名 |
弁護士1人あたりの人口 100,337人 |
足利支部管内 |
人口286,000人 |
弁護士数 6名 |
弁護士1人あたりの人口 47,789人 |
真岡支部管内 |
人口154,000人 |
弁護士数 2名 |
弁護士1人あたりの人口 77,104人 |
このように,弁護士1人あたりの人口は,特に支部において高くなっています。弁護士会での法律相談や公共団体等の法律相談には,相談者があふれている実態もあり,弁護士の需要がまだまだ高いことを実感させられます。
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2 | ところが残念なことに,当弁護士会への50期以降の新入会員は5名にすぎず,若手会員が少ない状況が続いています。
会員の多くが,若手弁護士の加入を待ち望んでいます。 |
3 | 栃木県弁護士会に加入した場合,法律相談や当番弁護士もすぐに割当てられ,登録直後から実戦で鍛えられることとなります。国選事件はすぐに配点され,破 産管財人の業務も依頼されます。
先輩弁護士から事件を紹介されたり,共同代理や共同弁護を依頼されることが多いのも,和気あいあいとした当会の雰囲気がもたらすものと自負しています。
また,弁護士会の活動としても,すぐに3〜4の委員会に所属していただきその活動を支えていただくことになります。2,3年後には日弁連や関弁連の委員もお願いすることになります。
当会では専門化の進んだ事務所は少ないですが,今後は弁護士一人一人に専門的な力が求められてくるでしょう。
委員会活動は大変ですが,幅広い問題について最新の知見に接することができ,あなたの今後の弁護士業務の強力な礎になるものと思います。
従って,幅広い分野の勉強をしたいと意欲を持つ方も,安定した収入を確保したいと希望する方にも十分に応じられるものと思います。 |
4 | 都会にくらべて,派手な事件はなく,訴額も高額でないかもしれませんが,一般民事から刑事まで,多種多様な多くの事件が,熱意を持って取り組んでくれる弁護士を待っています。多くの皆さんが栃木県弁護士会に入会されることを歓迎いたします。
就職に関するお問い合わせ先
電話 028(622)2008
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