HN:NC(茨城県弁護士会)
唐突ですが,まずは,こちらの写真をご覧下さい。
こちらは水戸駅の駅ビルの窓から見える風景を写したものです。
一見何の変哲も無い駅と市街地ですが,はて,中央の辺りに何か違和感が...?
ちょっとズームしてみましょう。
☆
そう,これこれ。
このビルの後ろに伸びる奇妙なオブジェらしき物体は一体?
言われずともご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが,これは水戸芸術館の施設の一つであるタワー(塔)で,れっきとした建物です。
水戸芸術館は水戸市制100周年を記念して平成2年に開館した施設で,タワーはそのシンボルとして建設され,高さは100メートル。螺旋構造が「無限に発展する水戸を象徴」するものだそうです(水戸芸術館ホームページより)。
このタワー,見た目からはいまいち内部の様子が想像しにくく,私も常々気になっていたのですが,最近調べてみると閉館日以外は基本的に常時一般公開がされているとのこと。先日,早速見に行ってきました。
やはり,近くで見ても不思議な形の建物ですね。
早速入場料200円を払って内部に入ってみると,どうやら内部は4階建て(ただし2階と3階の間に空洞が存在)で,現在入ることができるのは入口がある1階と展望スペースがある3階だけ。1階と3階は建物中央のエレベーターで行き来するようです。内部は中央にエレベーターがあるほか,四角く区切られていたりはせず,内側から見ても三角形を組み合わせた立体の形になっています。
この時点で既に疑問に対する答えは得られているのですが,折角なので展望台も見ていくことにします。
1階からエレベーターに乗ること1分30秒。
展望スペースは,よくある全周がガラス張りのものではなく,多数の丸窓が設けられ,そこから覗く形式でした。
ちなみに,夏に花火大会が行われる千波湖方面の景色がこちら。
説明書きによれば,天気が良い日には一部の窓から太平洋も見えるとのこと。
皆さんも,水戸にお出掛けの際には,是非1度水戸芸術館まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
...と,単なる地元PR記事になってしまいましたが,これもネタ不足郷土愛ゆえということでどうか勘弁れん!
(2015年05月18日)