徳田 剛之(栃木県弁護士会)
こんにちは。栃木県弁護士会の徳田です。
さて,私からは,ネコのゴロゴロについてお話ししたいと思います。
猫好きなら誰でも,猫好きでなくとも多くの方がご存じのことと思いますが,ネコは機嫌がいいとゴロゴロ音を出します。
この,ゴロゴロ音,実はわかっていないことがたくさんあるのです。
まず,音を鳴らすメカニズムがよくわかっていません。
一般に「喉を鳴らす」ということから喉から出ているのかとも思われますが,よく聞いてみると,体のもっと奧から出しているように聞こえます。
横隔膜をどうにかして音を出しているとする説が有力のようですが,いまだ未解明の謎なのです。
それから,なんのためにこのような音を出すのかもよく分かっていません。
嬉しいときや満足しているときにゴロゴロ言うことはよく知られていますが,緊張しているときや怪我をしたときにもゴロゴロ言うそうです。
そうすると友好的な証としての意味だけでは説明できないので,この音を自分で出してリラックスするのだという説もあります。
このように,謎だらけのゴロゴロですが,わかっていることがいくつかあります。
まず,ネコ科ならどんなネコでものどを鳴らすのかと思いきや,ライオンやトラなどの吠えるネコはゴロゴロ言いません。のどを鳴らすか否かは,吠えるか否かと関係があるようなのです。
それから,上に書いたようにゴロゴロには自身へのリラックス効果があるようですが,これは人間にも効果があるようなのです。
低周波の心地よいリズムがストレスを和らげ,免疫力を高める効果があって,ゴロゴロセラピーという治療法も提唱されているとか。
本当かどうか分かりませんが,たしかにネコがゴロゴロ来ると癒やされますよね。
実は我が家にも3才になるネコがおりまして,これがどんなときでもゴロゴロ言ってくる甘えんぼネコなのです。
ちょっとなでるだけでゴロゴロ言ってくれます。
私が寝るときには必ず,夜遅く帰ったときでも,枕元に来てゴロゴロ言って癒やしてくれます。まさにゴロゴロセラピーです。わかってるんですね~。
そんな感じで,ペット自慢になってしまったところで,この辺で勘弁れん。
(2015年07月16日)