井本 大輔(埼玉弁護士会)
不肖ながら,このブログの原稿を掲載前にチェックする担当者のひとりです。執筆者からいただいた原稿を読み,11項目の掲載基準と照らし合わせるのが仕事です。原稿がないときは弁護士業務をしています。
実は,ブログはおろかフェイスブックもラインもやったことがありません。もちろんホームページなんてもってはいません。ウェブ上に文章を載せるのは,きっと最初で最後の機会。
さて人生唯一?のこの機会,世界に向けてどうやって調子に乗ったものでしょう。掲載基準には何の決まりもありません。ところで冒頭から気がかりなことがあります。あなたと私は初対面でしょうか。ならばはじめまして。それともどこかでお目にかかりましたでしょうか。その節はお世話になりました。よもやあなたは私の妻でしょうか。明日もよろしくお願いします。まさかあなたは,そう思っていくと想像は果てしなく広がります。しかしいまいち調子に乗れません。あなたの顔が見えないことに,ただただ戸惑うばかりです。
そしてこんなに内容がないのに,おかげさまで関弁連のホームページの閲覧数が1つ上がりました。望外の喜びです。感謝申し上げます。本当は,このブログにはもっとよい記事がいくつもあります。日を改めてとは言いません。ブラウザをいったん閉じてまた開いてから読んでみてください。6月を前にした担当者の一押し記事は「6月問題に対する1つの提言」です。
せっかくの機会なので近年読んだ一押しの本を羅列します。敬称略,順不同です。獅子文六「悦ちゃん」,伊藤計劃「ハーモニー」,角田光代「紙の月」,髙橋源一郎「『悪』と戦う」,伊坂幸太郎「サブマリン」,万城目学「悟浄出立」,ヨシタケシンスケ「もうぬげない」。
切りも締まりも見出せないのでおしまいにします。今後とも当ホームページをよろしくお願いします。いまいち調子に乗りきれなくって勘弁れん!
(2017年05月15日)