関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」関東弁護士会連合会ブログ「調子に乗って勘弁れん」

関弁連会報広報委員会の委員長を経験して

井上 昌幸(山梨県弁護士会)

  

 関弁連ウェブサイトをご覧いただき,ありがとうございます。私は,平成28年度,29年度の会報広報委員会の委員長を務めさせていただきました山梨県弁護士会所属の井上昌幸と申します。修習期は60期です。

 

 弁護士登録して2,3年経った頃ですので,平成21年ころのことだと思います。山梨県弁護士会の,とある先輩から「井上くん,関弁連の会報広報委員会の委員を引き受けてくれないか?」と言われました。私は当時,「関弁連?」という感じで,関弁連の存在をほとんど知りませんでした。

 

 会報広報委員会の委員となり,毎月発行されるのが原則の「関弁連だより」の企画・編集作業であったり,年に1度発行される「関弁連会報」の企画・編集作業を主に行ってまいりました。

 会報広報に携わり,関弁連の各種委員会が極めて活発に行われ,委員の皆様が公益的活動に勤しんでいらっしゃることを,ご提出いただく原稿を介して知ることができました。また,関弁連が主催・共催する各種研修会も充実していることを知ることができました。会報広報委員会の一委員として,極めて活発に行われている委員会活動,各種研修会等の情報を一人でも多くの関弁連管内会員の皆様にお届けすることが極めて重要な職責であると感じるようになってきました。

  

 しかし,どうしても委員会活動や各種研修会等を管内会員の皆様に広報する「対内的会報」はその性質として,興味のない方に対しては訴求力を欠くことを否めません。普段,関弁連に興味のない方にも広報誌を手にとっていただき,少しでも情報に接していただく,そのツールとしての広報誌を作成することは会報広報委員会の使命だと思いました。

 そのため私が委員長を拝命してから,記事の読みやすさのために,執筆者の方には原稿作成いただく際小見出しを付けていただいたり,写真にはキャプションを付けていただいたりと,改善をいたしました。

 また昨今,法曹人口,とりわけ弁護士人口が増大し,旧来の枠にとらわれない新たな弁護士像・弁護士業務が求められているなか,読者の方の知見に少しでも寄与できればと思い企画したのが,平成28年に開始した「関弁連がゆく」です。これは,様々な分野で活躍される方の人となり・お考えを伺ったり,また企業に伺いご活躍なされている方の話を伺い,記事として掲載しております。読者の方から好評を得ており,皆様の弁護士像・弁護士業務に対する考え方に少しでもお役に立てればと思って企画立案しております。

 

 このように,年々活発化する委員会活動や各種研修会を広報するため,また一人でも多くの読者の方に広報誌を手にとっていただき,できる限り「面白みのある広報誌」をお届けしたい,そしてそれをすることが使命であると委員一同思っておりますが,限られた予算のなか,会報広報活動を縮小することを余儀なくされております。本来はタイムリーに委員会活動を報告し,また各種研修会を告知しなければなりませんが,合併号を発行し年間発刊数を減らすなどし,支出軽減を図っております。

 

 活発化する関弁連の委員会活動,各種研修会の広報活動をいかに維持しながら,支出とのバランスを図るか,今後も一委員として考え実現していきたいと思い,「関弁連会報広報委員会の委員長を経験して」と題してブログ記事を作成いたしました。

 最後までお読みいただき感謝申し上げますとともに,そして一人でも多くの方に「関弁連だより」「関弁連会報」を手にとっていただければ,そして,たまにで結構ですので関弁連ウェブサイトをご覧いただければ幸いです。

 今後も会報広報委員会を,なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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