中村 威彦(長野県弁護士会)
長野県弁護士会のかいちょーをしております中村威彦です。
台風14号が日本列島を縦断し、各地に被害をもたらしました。最近は、「いままで経験したことのない」台風とか豪雨という表現が当たり前になってきており、自然災害に対する対策の見直しも急務となっています。
長野県弁護士会も平成28年に県との災害連携協定締結を皮切りに、これまで県内12の市町と災害連携協定を結びました。
ところで!災害連携協定締結のため、県内あちこちに出掛けて、改めて認識したのですが、いつの間にか長野県はワインの生産が盛んになっていました(知らないのは私だけ?ワイン通のりじちょーは知っている!)。
お隣の山梨県がワインの生産で全国的に有名であることは知っていましたが、ご当地長野県となると塩尻市が力を入れているくらいしか知りませんでした(べんきょーが足りません!反省!)。
なんと、東信の小諸市を訪問したところ、マンズワインの小諸ワイナリーという大きなワイナリーが出来ており、個人経営のワイナリーも多数存在し、また、東御市を訪問した際には、その筋では有名な玉村豊男氏という方がオーナーであるワイナリーと農家レストラン「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」の存在を知り、訪ねてみました。
東御市長さんのお話によれば、千曲川が形成した東信地域の地形は、どうやら地球温暖化の影響もあって昼と夜の寒暖差が大きくなり、ワインの原料となるブドウ栽培に適するようになってきたのだそうです(かつては桑畑だったそうです)。
東御市も小諸市もワイン生産に力を入れており、千曲ワインバレー構想のもと、ワイン生産のみならず移住者を受入れ地域を活性化し地方創生を進めたい考えだそうです(やるね!)。
私のような雑食人間は、何でも飲み食いするため、ワインの「芳醇な香り?」「渋みと甘みのぜつみょーなバランス?」「料理とのマリアージュ?」などにはとんと疎いものですから、違いの分かる男にはなれませんが、ワイナリー巡りをしてお気に入りのワインを見つけることくらいはできそうです。
読者の皆様も信州にお越しになり、東信地域を観光がてらワイナリー巡りは如何でしょうか。
調子に乗って、信州の紹介になってしまいました。勘弁れん!
(2022年10月20日)