HN:マルタ愛好家(第一東京弁護士会)
特に、炭酸のお酒が好きです。
炭酸のお酒の中で、スパークリング・ワインが一番好きです。
スパークリング・ワインといえば、シャンパンです。
ということで、シャンパンを飲みたくなった私は、夏休みを頂き、シャンパーニュ地方へ行くこととしました。(だいぶ調子に乗っていますね。)
今回、私が行くこととしたのは、シャンパーニュ地方のエペルネーという村です。
エペルネーは、人口2~3万人ほどの小さな町なのですが、シャンパンの産地として有名です。かの有名な本社もあります。
シャンパーニュ地方には他にも有名なシャンパンの産地(ランスとか)がありますが、なぜ今回エペルネーを選んだかというと、日本語のオーディオガイドがあるメゾン(ワイナリーのこと)と博物館を発見したからです世界遺産のシャンパーニュ通りを一目見たいと思ったからです。
さて、エペルネーはパリから日帰りで行けます。電車で片道1時間半弱です。
朝7時のパリ発の電車に乗って、
エペルネーに着きました。パリとは打って変わって、完全に田舎です。とても落ち着きます。
早速駅から歩くと、シャンパーニュ通りがありました。
シャンパーニュ通りは、シャンパーニュ生産者の中でも知名度・販売規模ともに、トップクラスの大手メゾンが軒を連ねる特別な通りです。「世界で最も裕福」な大通りとも言われたり言われなかったりとか。
パリの通りとは打って変わって、ゴミ一つ落ちていません(なお、一本横道に入ると犬の糞が沢山落ちてあり、この通りだけが特別に清掃されていると分かりました。)。そして歩くと立派なメゾンが沢山並んでいます。圧巻です。
さて、シャンパーニュに来たからには、メゾン(ワイナリー)の見学に行かなければいけません。
このように、湿度と気温が管理されている地下深くで、シャンパンは発酵・熟成されます。並んでいるボトルは、全てシャンパンです。
なお、シャンパンの製法について述べても、単なるうんちく語りになってしまい(そもそも覚えていない)、つまらないので、ここでは差し控えさせて頂きます。
さて、見学が終わると、もちろん一番のお目当ての試飲です。
シンプルに、美味しいです。美味しすぎて、この左のシャンパンを買ってしまいました(商売に乗せられていますね。)。
さて、美味しいシャンパンを沢山飲んで気をよくした私は、
ブドウ畑を散歩したり、
シャンパンの博物館を訪れたり(酔っぱらってほぼ何も頭に入りませんでした。)、
かのモエ・エ・シャンドンでシャンパンを飲んでみたり(このシャンパンは氷を入れて飲むそうです。ずいぶん洒落ていますね。)
(これが、かの、シャンパンを発明したといわれている修道士、ドン・ペリニョンです。ドンペリには、様々な人間ドラマがあると思いますが、数々の人間ドラマの生みの親ということになります。なお、残念ながら私はドンペリを飲んだことがありません。)、
日本でも有名な、ペリエ・ジュエでシャンパンを飲んでみたりしました(内装や庭が凝りすぎていて、もはやシャンパンメーカーではない、別の会社ではないかと疑いました。)。
その後、夕食にハンバーガーを食べ(シャンパンを飲みすぎた反動でジャンクフードが食べたくなってしまいました。)、帰路につきました。
こう振り返ると、ただシャンパンを飲んだくれた一日であるということが良くわかりますが、とてもシャンパンに愛着が湧いた一日となりました。
ぜひ、シャンパンがお好きな方も、そうでない方も、フランスに行く機会があれば、訪れてみてください。おそらく、シャンパンが好きに、もともとお好きな方は大好きになるでしょう。
(2024年11月06日)