HN:さえこむほいほい(千葉県弁護士会)
3 第2弾 2023年4月(八丈島・青ヶ島)
⑴ 1日目
「青ヶ島行ったの?すごい!」みたいな反応をされることが多いが、そもそも全島制覇の作戦を立てるまで、私は青ヶ島の存在すら知りませんでした。ここも利島のように船の欠航率が高いそうなので往復ヘリを予約した。まずトンガリの別荘で有名な(私の中では)八丈島へ行き、ヘリに乗り換える。が初日はまず八丈島泊で。最初の宿にバスで行くと「名探偵コナン」のポスターが。そうか今年のコナン映画は八丈島が舞台なのか。何も知らないで来てしまった。
荷物を置いて海へ。しかしこの島はスコールみたいな雨がよく降る。と思ったら止む。たまに晴れる。
今回も島内の温泉は全部回る予定なので、まずは一番遠いところから。ちなみに八丈島には八丈富士という有名な山があるが、ちょっとしんどそうなので今回は登山見送り。しかし島の至るところで火山を感じる。そして謎の鬼ごろし石。
温泉は有名なのが3つくらいあるが、ものの本に載ってたり載ってなかったりする小さい温泉(洞輪沢温泉)が一番行きづらい場所にあるのでまずはそこへ。
バス停から20分くらい歩いて行くと小さい建物がポツンと。こ、これは期待できる外見。中もひなび感最高。泉質も最高。他の島も含めてここが一番好み。掛け流しっぽいし。最高だな。
⑵ 2日目
翌日はヘリで青ヶ島へ。風あるけどなんとか運航。そもそも青ヶ島に行くこと自体が目的でそれ以外はあんまり考えていなかったが、地面から湯気がもくもくのエリアで野菜や卵を蒸してたべるひんぎゃというものを宿で勧められ、しかもただで野菜や卵を持たせてくれたので、これはいかないわけにはいかない。
ひんぎゃスポットに着くと観光客がぽちぽちいる。なんかみんな車で来てるようだ。そりゃそうか。集落から距離あるもんな。ひんぎゃスポットから内輪山のてっぺんはあまり時間かからず登れるそうなのでどうせだから野菜が蒸し上がるまでの時間に登ってみる。登ってみたがわりとけもの道。草ぼーぼー。山頂はとんがっていなくて一周する形なので一周してみる。やはりけもの道で景色があまり見えない...。それでもたまに見える隙間から島の標高高いところにいることは確認できた。
山を下りた頃には宿でもらった野菜と卵はしっかり蒸されていておいしくいただけた。この島も観光におすすめかも。ただトレッキングはぼちぼち疲れた。
島の特異な形が気に入ったので、帰りに売店で青ヶ島型立体マグネットを購入する。
⑶ 3日目
やはりヘリで八丈島に戻る。なおやっぱりヘリからの景色は絶景。
戻ってきた八丈島では、役所の建物内の資料館を観て八丈島の歴史を勉強し、役所横の名代一休庵で明日葉うどんを食べて、八丈植物公園で八丈島のキョンを見る。
残る入っていない樫立向里温泉は行ってみたら機械故障のため休業。残念。夕食はスーパーで島寿司を買い、宿に着いてシャワー浴びて東京 MXTV の「5時に夢中」を観る。この仕事しないで風呂上がりに 5 時に夢中を観る背徳感はたまらない。東京の島って東京だからMXTV は観られるし車は品川ナンバーなんだよな。そして夜は持参 PC で起案。
⑷ 4日目
翌日は天候不良で一日3便ある飛行機にぜんぶ天候調査がついてる。やばい次の日仕事なのに。ひとまず飛行機は夕方便なので昼間は散策をしながら運航を祈る。結局この日の朝便昼便は欠航。もう何やっても結果が変わるわけではないので開き直って観光を続ける。
集落の中で裁判所支部を発見したので思わず入ってみると、書記官さんに声を掛けられる。多分観光客が迷って入って来たと思われたんだろう。書記官さんに職業を名乗ると、親切に簡単に庁内を案内してくれた。優しい。
夕方便がなんとか運航することになったので、無事本土に戻る。
今度からは肝が冷えるので島の翌日には仕事を入れないようにしよう...。
(2024年11月21日)