【内容】
成年年齢の引下げ、新しい学習指導要領の導入などによって、学校教育における法教育の重要性は増々高まってきています。
本書は、米国において法教育の普及活動を行う著者によるクリティカル・シンキング(批判的・分析的思考)教育の実用書であり、小学生から高校生までの法教育を対象としています。
本書は3部構成となっており、第1部では著者の半生やクリティカル・シンキングの意義、教育における重要性が語られます。第2部ではクリティカル・シンキングを発達させるための枠組みが具体例を用いて説明され、第3部において法教育を実践する上での注意点や必要となるツール、家族の役割などについて説明がなされています。
法的思考の中核ともいえるクリティカル・シンキング(批判的・分析的思考)について理解を深めたい方、教育の現場において児童・生徒に法教育を教えている先生方に是非ともおすすめしたい1冊です。
【目次】
はじめに
第1部 クリティカル・シンキングのギャップを埋めよう!
第1章 落ちこぼれを乗り越えた私の半生!
第2章 クリティカル・シンキングとは?
第3章 法教育におけるギャップとは?
第2部 リーガル・マインドとは?
第4章 クリティカル・シンキング革命とは?
第5章 法教育プログラムとは?
第6章 多面的な分析とは?
第7章 多面的な分析の威力とは?
第8章 失敗を分析する!
第9章 調査と情報収集の仕方とは?
第10章 和解と交渉の仕方とは?
第11章 競い合わせよう!
第3部 クリティカル・シンキング革命の起こし方とは?
第12章 法教育プログラムをうまくやってみよう!
第13章 やる気が空回りしないようにするには?
第14章 クリティカル・シンキング:教育現場での決め球!
第15章 単なる試験勉強を超える:「テスト勉強」を逆手に取ろう!
第16章 家族みんなでクリティカル・シンキングをもり立てよう!
結論 クリティカル・シンキングを身に付けた生徒たちは21世紀を生き抜く!
以 上