関東弁護士会連合会は、関東甲信越の各県と静岡県にある13の弁護士会によって構成されている連合体です。

法教育法教育

平成29年度(平成29年7月28日,7月31日)

 法教育セミナーは,法教育に取り組む教員や弁護士等の「法教育の担い手」育成のための研修です。
 平成29年度には,7月28日に栃木県弁護士会館にて,8月1日に東京都の委員所属事務所にて,8月5日に新潟県弁護士会館にて,それぞれ開催し,参加された教員は合計12名でした。
 セミナーでは,参加者に法教育の授業を実体験していただくための2つのプログラムを実施しました。
 プログラムのひとつは,「(代表者を選ぶ場面を題材とした教材)の体験と活用法」(教材の詳細は「(代表者を選ぶ場面を題材とした教材)の体験と活用法」をご覧ください。)。

 教員からはこのテーマの重要性についての共感する声があがった一方で,この授業をどの科目・どの時間に実施すべきか難しいという声や,「身近すぎて抽象的に考えにくい」という場面設定についての率直な声もあがりました。
 もうひとつのプログラムは,「(量刑や情状を扱う刑事模擬裁判)の体験と活用法」(教材の詳細は「(量刑や情状を扱う刑事模擬裁判)の体験と活用法」をご覧ください。)。

 セミナーに参加した教員からも有罪無罪を争っていない事案をもとにするのは新鮮といった声も聴かれ,狙い自体が良いことが確認できました。
 2つのプログラムに参加していただいたあと,今度は教師の視点にたって,弁護士を交えたグループディスカッションを行い,教材,授業の進め方,授業実践の上での弁護士との連携の仕方等について意見交換を行い,先に触れた声があがるなど,活発な議論がなされました。

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